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金時草

6月下旬~11月中旬 / 金沢市花園地区

食べやすく、独特の風味
女性に嬉しい栄養素が豊富

表面が濃い緑色、裏は紫というとっても個性的な葉物野菜。クセがなくて食べやすく、香味野菜的な風味と、せりや春菊に近い独特な味わい。葉は湯がけばあっさり食べやすく、火を通せば香ばしくいいコクが生まれます。茎もまた、少し硬くて香ばしいアスパラのように、炒めるなど洋食の具としても美味しくいただけます。
熊本で栽培されていた水前寺菜が、江戸時代に石川県で栽培され始め、昭和初年頃に商品としての栽培が広がり始めました。以来70年間、全国的に多く栽培されているのは、金沢だけです。
熱帯アジア原産の金時草が、日本へは18世紀に渡来し、まず九州で栽培が始まりました。石川県には江戸時代に伝わり、商品としての栽培が始まりました。金沢の花園地区への導入は、木びき職人 中田龍次郎氏が、大正時代に一株だけ畑に植えたのが始まりです。

ゆでると粘り気がでます。
あっさりいい香り。

代表的な食べ方は酢の物。さっと湯がけばさっぱりした味わいに、モロヘイヤのようなぬめり、そして金時草独特の良い風味が香ります。葉1枚1枚を天ぷらにすると、とても香ばしくて美味しい、上品な料理が出来上がります。天ぷらのバリエーションに加えれば、紫色がいいアクセントとして盛り付けを華やかにしてくれます。金沢で天ぷらを頼めば必ず出てきます。独特の紫色は、食材を染めたりいい香りを加えたり、様々な創作料理に大活躍。そして実は茎も、やや硬めで香ばしいアスパラのようで、パスタの具、ベーコン炒め、きんぴらなどで美味しくいただくことができます。葉と茎で使い方も味も異なりますので、金時草ひとつに2種類の食材がある、お得な野菜でもあります。

不老長寿の葉とも呼ばれた、
女性に嬉しい栄養の宝庫。

金時草は、加賀野菜の中でも1位2位を争う、美容系栄養素を多く含む食材です。
金時草100gに、赤ワイン1L分のアントシアニン、レタス1.4個分の食物繊維、山芋やオクラのような粘り成分を含み、高ストレス作用のギャバは玄米の2倍、鉄分・カルシウムはほうれん草の4倍、ビタミンAは人参の6倍。βカロテンは抗がん作用や視力の維持、髪や肌、粘膜の健康増進に効果が。その他、血糖値の上昇抑制効果、肥満予防効果も認めらています。
沖縄では「ハンダマ」と呼ばれ、不老長寿の葉とされていました。また、九州で「水前寺菜」と呼ばれていたころは民間療法によく用いられていました。
金時草は、伝統野菜らしさを存分に発揮した、女性にとっても嬉しい野菜です。

広くのびのびと育てよう
粘りと美味しさのために

金時草は、色が命。金時草の粘り、味、風味は色の良さに比例します。
金時草の収穫が終わる10月20日前後、株をおこしてハウスに入れ、冬を越します。4月20日ごろ、ハウスの中で苗を作り、外が温かくなってきたころに、その苗を植えます。
太陽の光と風をたっぷり与えることで、「高く」ではなく「広くのびのびと」育ちます。いい色を出すには寒暖差が必要で、そのため金沢の標高が高い里山で主に栽培されています。浅、夜露がある時に収穫します。すると、艶のあるいい金時草が採れます。

お客様の声

「夏はこの酢の物を必ず食べるんです。少しネバネバするのがいいの。」(60代女性)
「葉っぱを食べて、茎は畑に植えるんです。すると庭で金時草がどんどん採れるんです」(60代男性)
「なんか知らないけど、見つけたら無意識に買ってしまいます。料理も簡単だしね。」(70代夫婦)

堀他の販売員のコメント

私からおススメする金時草のポイントは、何と言ってもその栄養価ですね。加賀野菜は美肌効果のある野菜がたくさんありますが、その代表格がこの金時草ですね。実店舗でも取り扱っていますが、日曜の午後は観光客がよく買っていかれます。理由を尋ねますと、「昨日食べて美味しかったから」と言います。金時草はとても個性的で近い部類のものもほとんどありませんから、ぜひ全国にどんどん広がってほしいと思いますね。

主な栄養

ビタミンA、B1、B2、カリウム、鉄分、カルシウムを多く含む健康野菜。 夏バテ防止に効果的です。 また、最近の研究では高血圧を抑え、精神の鎮静化にも役立つことがわかりました。

保存方法

濡れた新聞紙にくるんで冷蔵庫へ、できれば立てた状態で入れましょう。 寝かせておくと茎が曲がりやすく、傷みも早くなってしまいます。

レシピ

※こちらのレシピは、金沢市農産物ブランド協会、クックパッドへとリンクします。

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