2017年7月5日(水) 晴れ

前回から間があいてしまいましたが、今回は大きくなってきたルビーロマンについてお伝えします。

前回はまだぶどうの形になるとは思えないようなとても小さな状態でしたが、3週間も経つと見た目は立派なぶどうです。

この段階まで来るとあとはもう成長を待つだけ、と思ってしまいますが、実はこの時期からもたくさんの作業が待っています。

まず、摘粒(てきりゅう)と呼ばれる作業が行われます。この時期だけでなく最後までずっと行われる作業ですが、顕著に違いがわかるのはこの時期です。

摘粒とは粒を摘んで間引く作業のことで、残った粒に養分が集中することで、粒がより大きく成長します。

これは昨年の摘粒前後の写真ですが、違いがわかりやすいと思います。写真のようにルビーロマンの摘粒はかなり大胆に行われます。素人目には、花穂成形の段階であれだけ切り落とされたのに、更にこんなにも切り落とすのか、と思わずにはいられません。

摘粒することのもう一つの目的は、房全体の形を整えることです。せっかく粒一つ一つが大きく綺麗でも、全体として形が整っていなければ台無しです。そのため作業は都度行われます。

そして粒を間引くということは、房も間引くということ。ここまで成長していても容赦なく切り落とされます。

畑のあちこちでこのような姿を目にしますが、理由を知っていても勿体ないと思わずにはいられません。一房一房にかけられた手間暇を考えると、何とも言えない複雑な気持ちになります。

ですがこれだけ努力をして手間をかけてはじめて出来上がるのが、「ルビーロマン」というぶどうなのです。ただ高価なだけではないということを少しでも伝えていきたいと思います。


本日7月7日に初競り初出荷が行われたルビーロマンですが、初物は高価で本格的な出荷はもう少し先です。弊社にてご注文いただきましたお客様も、供給が安定して価格が落ち着き次第、順に発送を開始いたします。今しばらくお待ちください。